歌詞

自室にこもり状態異常

自失を誤魔化す糖衣錠

ドアの向こう飛び交う怒号

ああ、どうしよう

人生マジでクソだ

六畳一間へ逃避行

「一緒に死のうか」と共依存

盲信して縋った

それしかなかった

誓ったのに違った

どうすればよかった？

通院歴が

活動歴に

追いつかぬよう

追い越さぬよう

言葉を止めるな

決意を絶やすな

かつて生きた街に恥じないように

言葉を止めるな

決意を絶やすな

変わることは悪だと言った

あいつにもう明日は来ないさ

鬱病、休養、「一緒に生きよう」と

伸ばされた手を振り払った

女を売って生き抜くより

言葉を綴って息がしたい

これが不幸だとは死んでも言わない

"ただ、いっさいは過ぎてゆきます"

非常階段で

迎えた朝陽

心を透かした

光が宿った

決別の狼煙 ここで生きる証

何もかも失くしても振り返るな

最果てに深く根を張り

ただ凛と立って唄え

赤い舗装

揺らぐ街灯

猫背にかかる生活の重さ

黒いギターを仕舞い込んで

あの日を唄う

Unfilial town

赤い嘘

もう、まともではなくなった心を取り出して

あの部屋から逃げるように

さようなら

六月の終わり