hibana Front Cover

Lyric

hibana

Ver-Min

人影ない電車に

臆病を残して

もがきながら火花は

瞬く散り去ったんだ

西から吹く風に

砂埃が沸き立って

柔らかい雨粒が

指先に触れたんだ

熱く息が霞むように

転んで走る

果てしない荒野に

かけがえのない

夢がそこにあったんだ

いつまでも火花を灯して

いつまでも火花を灯して

ものふける脆弱な

タイミングを見定めて

悪因子のゲノムが

耳元で囁いた

この部屋の床よりも

心臓の軋む音

鈍くなり

いかんせん

涙に暮れたって

軽く脈拍を打つような

冷たい風と

平凡な日常に

欠片ほど小さな

幸せがまた増えて

遠く見逃さないように

眩く視える希望を抱きしめて

五月雨のない

日々に深みなくてさ

消えかけた狼煙を掲げて

消えかけた狼煙を掲げて

息が霞むように

転んで走る

果てしない荒野に

かけがえのない

愛はここにあったんだ

僕が乾き飽きるほどに

この夢を目と鼻先で見据えて

ポッケを手探りして

夢はここにあったんだ

(明けない夜を灯せ)

いつまでも火花を灯して

(明けない夜を火花で灯して)

いつまでも火花を灯して

(いつまでも火花を灯して)

(いつまでも火花を灯して)

  • Lyricist

    Ver-Min

  • Composer

    Ver-Min

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