歌詞

アラーム音が気に入らない

日々のスターターピストルが鳴る

おぼつかなく生き耐えて

空弾に孤独を詰めこんで用意

曇天くらいが丁度いいって訳は

僕の武器は降参すること

両手目 上にあげているから

なんにも見てないよ

弾を数えて

悦に浸り続け

穴は埋まるのか？

硫酸ぶちまけて

熱に触れた瞬間

流す涙さえ

赦すのは自分自身でなければ

名前　呼んで

景色に蕩けゆく肉 消えそうだ

許せない事なんか何も無い

だってその孤独を知らない

乖離するたび優しくなるなら

はやく はやくと思うだけ

スクロールして

僕に君は今日だった

明日は違うところに

殺戮も恋 柔らかい傷口

いつも いつも 接触はグロテスク

特別も証明も虚無

でも今日見たこの光と音がずっと

気づけば必ず先にあって

人生の予約 僕を縫い込む

血中濃度に舌打ちして朝

僕を息するための僕は死に

息した先の僕が勝ち去り

陽炎から次が来る

邪魔な予測変換

降りくる通知文

これが僕の人生だって気分になる

書いては消して

がらんどうだって

許せない全てに僕がいる

次はどの平和で世界を壊すの

助けてが下手な君に

一瞬で横切る光

すぐに すぐに 見つかるはずだ

エイム合わせて

僕に君は今日だった

明日は違うところに

千層は恋 冷えきった重厚

いつも いつも 接触はグロテスク

さよなら 言葉の意味は同じじゃないの

さよなら 愛の種類を数えるだけ

理想の汚れ方で生きたい

穢れた声はもう忘れた

忘れたふりでうねる静寂

必要悪と虚偽善がついて回る

過去加工囲んで花まる

おおよそ愛されてる感じ

真っ白も真っ黒もない

同じ季節に枯れた花と咲いた花を

死にかけの煙草自販機が見据えて

世界が完成しているようだ

意味　意味　意味　意味

すべてに根源がある

だけどそれはお前が決めたんじゃない

それはお前が決めたんじゃない

それは僕が決めたんじゃない

ストーリーは今日で十分

発した瞬間腐る言葉で

浮き足立って介入せずとも

闇は 長い 独り占めして

ただの風邪 夢

ただのうわ言 人生

幸福も決めていいよ

放り投げ壊れて孵って

ただ ただ 生を独り占めする

喜んでるみたいに

探しているみたいにさよなら

さよならが好きなの

できることなら愛にくるめてから

許すものはひとつ自分

ひとつ許して初めて叫ぶ

それなら聴こえる

どこかにたどり着く

ゆっくり 用意