君といた証明のジャケット写真

歌詞

もらえない第二ボタン

Aira Misaki

校庭に浮かぶ春の匂い

クラスメイトの笑い声に

まぎれて歩いてた

カバンの中 しわくちゃのまま

書いては消した手紙が

一番素直だった気がする

卒業アルバムを開くたび

隣に映る君の笑顔

あの子といるときの優しさに

何度も胸がチクリとした

もらえない 第2ボタン

最後の勇気も届かない

君の心が向いてるのは

今もまだ 別の誰か

だけど今日で終わるから

この想い しまってしまおう

嘘でも「好き」と言えたなら

楽しい思い出に出来たかな

体育館の片隅で

名前呼んだら

君がふり返った

ちょっと驚いた顔して

「どうした?」って

いつもの声だった

その一言で 全部わかった

私の出番じゃないことも

君が渡したボタンの意味も

何ひとつ違ってないって

もらえない 第2ボタン

でもね ありがとう

君の話を聞くだけでも

私には幸せだった

「好きだった」この言葉を

言えずに飲み込んだ春

風に揺れる桜だけが

そっと背中押してくれた

笑顔でいようって決めたのに

涙が勝手にあふれてた

誰かを好きになるってことは

痛いくらい あたたかいんだね

教室の黒板に

書かれた「またね」がにじんで見えた

君のとなりに あの子がいても

私は私でいられるかな

春が来るたび思い出す

あの日の制服と感情を

ボタンひとつ受け取れない

それだけで こんなに苦しい

もらえない 第2ボタン

それでも 好きだった

最後の最後に見せた笑顔

忘れられない

「いつかまた会えたなら」

なんて夢みたいなセリフを

心の片隅でそっと

繰り返すんだ

片隅でそっと

ひとりきりで

ポケットの中 何もないけど

この胸には 君がいた証

叶わない恋だったけど

ちゃんと、生きてた

青春だった

  • 作詞者

    RYOUKEN

  • 作曲者

    RYOUKEN

  • プロデューサー

    RYOUKEN

  • レコーディングエンジニア

    RYOUKEN

  • ミキシングエンジニア

    RYOUKEN

  • マスタリングエンジニア

    RYOUKEN

  • ギター

    RYOUKEN

  • ベースギター

    RYOUKEN

  • ドラム

    RYOUKEN

  • キーボード

    RYOUKEN

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AiraMisakiのオリジナルファーストアルバム。
甘く切ない青春を歌にしました。

アーティスト情報

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