歌詞

ワンダーラスト

知る権利

渇いた街の空気を吸って遊泳

ハリボテのような2人の関係

過ぎ去ったあの影見送って偶然

振り返るいつかの日遠い目

乗らないバイクこの際もう売っ払って

南の方まで

続かないバイトも

最後のハイライトメンソールも

今日はね忘れて

いこうよ

ここじゃないどこかへ

いこうよ

きみじゃないだれかと

渇いた街の空気を吐いて急停止

ガラクタになった2人の思い出

「ただいま」ずっと変わらない声で言って

繰り返すもういない人へ

くだらない会話

騒いだり泣いて笑った

暮らしを放棄して

足らない態度も愛も形も期待も

次の日に取っといてなくして

いこうよ

ここじゃないどこかへ

いこうよ

きみじゃないだれかと

知らない言葉で愛を歌って

どうでもいいことばっかになって

きみしか要らないなんて

結局全部嘘だよ

昔のように暮らしたいなんて

ふざけた話もうやめときなって

死ぬまで生きてクタクタになって

いこうよいこうよ

作詞
萬屋樹太郎
作曲
知る権利

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知る権利が2024年7月31日に新曲「ワンダーラスト」をリリースする。

今回のリリースは、前作「You know the band」から1ヶ月未満というスピードで配信される。これまでの作品と同様に今作も、メンバーたちによる完全セルフプロデュースで制作された。

誰もが経験したことがある大切な人との過去の別れを、皮肉を込めて綴られた歌詞。また、それに対し、サウンドは「シンプルイズベスト」のコンセプトを体現する爽やかなギターロックチューン。

酷暑とSNSのせいで混乱した日本の夏を突き抜ける、知る権利らしい1曲。