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鎌倉幕府を支え、蒙古襲来という未曾有の国難を退けた北条氏。その栄華の後に待っていたのは、無情なる歴史の大転換でした。
元弘三年(1333年)、新田義貞の軍勢が鎌倉に攻め入り、東勝寺で北条一族800余命が自刃。武家政権を支え続けた誇りと忠義は、鮮烈な「滅亡の美学」として後世に刻まれます。
その後の時代もまた、楠木正成や新田義貞といった英雄たちが次々と散りゆき、南北朝という動乱の幕が開けていきました。北条氏滅亡は単なる一族の終焉ではなく、武士の理想と矜持が崩れ、同時に新たな時代が胎動する象徴的な瞬間だったのです。
かつて描いた「平家滅亡」と並び、本作は日本史に刻まれた大いなる“終焉”を別の視座から照らし出します。泣きのギターで描かれる旋律は、散華した北条一族の無念と誇り、そして時代が大きくうねりを変えていく悲哀を伝えます。
滅びの中に宿る美を、メタルバラードの激情とともに――。
私は、DAW、MIDI、ビートマシン、ボカロなど多岐に渡るアプリやツールを用い、また自身の演奏プレイや仲間のパフォーマンスをミックスし音源を創作しています。 私の創作音源は、BGM用の短編楽曲を主流に、ハードでありなからも感情的で陰陽ある曲調が多いのが特徴です。