Lyric

初めてのデート、ぎこちなく笑う私に

優しく微笑んでくれた、あの日から始まった

たくさんの思い出が、この部屋には溢れてる

楽しかった日々が、嘘みたいに遠い

「ごめんね」ってあなたの声、震えているのわかる

私も同じ気持ちだよ、本当は離れたくない

違う未来を選んだこと、後悔するかもしれない

それでも、今はこれでいいんだと、言い聞かせるの

さよなら、愛しているよ、行かないでと叫びたい

でも、あなたの幸せを願うから、笑顔で見送るよ

強がる私を許して、本当は泣きたいくらい

二度と戻れない時間だけが、心に残る

あなたの好きなコーヒーの香り、まだ残ってる

いつものように二人で飲めない、それがこんなに辛いなんて

些細なことで笑い合えた、そんな日々が宝物

もう二度と触れられない、あなたの手の温もり

ねぇ、お願い、まだそばにいたいよ、こんなの嫌だよ

最後に交わしたキスは、冷たくて、まるでガラスみたいに壊れそうだった

これで終わりなんだねって、心でそっと呟いた

振り返らないで歩いて、お願い、私を見ないで

さよなら、愛しているよ、どうか忘れないでいて

共に過ごした日々は、私の宝物だから

いつか、この痛みが癒える日が来るのかな

今はまだ、あなたのいない明日が、想像できない

最後に見たあなたの涙、私の心締め付ける

これで本当に最後なんだと、やっと気づいたんだ

「ありがとう」と小さく呟いた、届いたかな？

どうか、あなたは幸せになってね、私の分まで

さよなら、愛しているよ、永遠に忘れない

あなたの笑顔、あなたの温もり、ずっと心に抱きしめて

振り返らずに歩き出す、涙を拭いて

いつか、笑顔で思い出せるように、私も前を向くから

ドアが閉まる音だけが、部屋に響き渡る

雨はもう上がったみたい、遠くで鳥が鳴いている

「さよなら」って言った私の声が、風に消えていく

きっと、いつか、新しい光を見つけられると信じて…