六畳一間の部屋の中で僕は
愛を語ってる
明日にはきっと変わるからって明日も
繰り返されてく
ずっとそばになんて言葉も
あたり前に零れ落ちてた
逃げ場もないよな僕ら
背中合わせで離れてく
知りたくないも届かずに
徐々に壊れてゆく
六畳一間の部屋の隅で僕は
君と暮らしている
明日にはきっと終わるからって朝も
まだ期待している
こんな思いをするなら
こんなに悲しいなら
距離を保てばよかった
必死にならなければよかった?
どうして忘れてしまうの
無かった事になんてならないのに
いつまでも僕は馬鹿だった
右手の薬指が錆びて朽ちた
あの街の景色も感情も
忘れる事なんてできないから
いつまでだって君に
縋りつかせてよ
言いたいことすらも言えず
廃れていく愛は
リビングすらも無いこの部屋で
死んでいくのだろう
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空想少女
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