真っっっっっ暗のジャケット写真

歌詞

真っっっっっ暗

読谷あかね

いくら踠いても 何も見えない

誰がいるのか まるで分からない

臓物の音が いやに響く

警告と焦燥で 汗が伝う

銘々の足が頼りの世界

纏わりつくような 不気味な気配

兎にも角にも 動くしかない

いつから いつまで

どこから どこまで

誰かの後ろにも

街を区切るビルの下にも

潜んでた黒が溢れて

ゼロか無限のどちらかに変わる

「ぼくら」が「ぼく」になり

標も潰れた闇の上

今から 何をする

何がしたい 何がほしい

等しく

真っっっっっっ暗で

狂れて 暴れても

全く気付かれないから

脳みそ開いてすべて曝け出せ

勝っっっっっ手して

浮かぶ グロテスクな

ぼくの 姿 かたち

理想 偽証

強さ 弱さ トキメキ

明るいままでは

見えすぎるからと

ただ呑み込む黒

深く潜っても 何も知れない

くたばることも もう叶わない

順繰りのうちに 重なった懈怠

座り込んだら 黒に溺れて沈む

ああ沈む

頭の 奥から

聞こえる 騒めき

ひたひた 近づき

ぼくをぼくにしてくれる

真っっっっっっ黒に

触れて 眺めたら

やっぱり限りがないから

ハリボテ壊してすべて暴き出せ

まっっっっっっしぐら

走り 曲がり 解る

ぼくの 腕と 足と

祈り 虚栄

眩むほどの 確率

明るいままでは

見落とす要も

全部同じにする

暗がりの底

  • 作詞

    読谷あかね

  • 作曲

    読谷あかね

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