歌詞

そっと芽生えたばかりのスプラウト・メロディ

逸る鼓動気づいたら

南風と笑顔の魔法で今奏でよう 朝焼けの歌

快晴照らす川辺で あの夜に背を向け歌い出した

積もる雪を越えて 一歩でも彼方を目指して行く

日陰から仰ぎ見る花明かりよりも

道端揺れる微かなときめきを！

宇宙の秘密 溢れる言葉で解き明かしてゆこう

そうして辿り着く今日と手作りの花壇に込めたメッセージ

―大袈裟な夢を明日も見ていたいから！

花開くはアネモネ

永遠を願って綴るスプラウト・メロディ

優しいその温度で

色付く景色と鮮やかなこの歌声をきっと届けて

何度巡る季節に太陽はまだ高く輝くなら

いつかの天気雨が七彩の種を芽吹かすだろう

徒花と呼ばれても 北風に吹かれても

確かに息づくこの想いとアイリス

長い旅の終わりにキミだけに伝われば良い

―世界にまだない一輪の輝きを！

この両手で紡ごう

ずっと、このまま…！

残桜とともに香るスプラウト・メロディ

そんな日々を抱いて

やがて来る凍える夜に負けない光を、暖かい風を

キミの元まで

木漏れ日が照らすストーリー

その結末は春風にのせて