歌詞

燻んだ青を見つけて

意味もなく手を伸ばした

数える程しかない感情の

間を知るんだ

思い出は喧騒に呑まれ

見えなくなって置いてけぼりに

本音はいつもどこかに隠れて

僕を見るんだ

声をなぞった指の間から

こぼれ落ちるため息をすくいあげた

綺麗に拭ったはずの心が騒ぐ

まだ、まだ、まだ、もっと、もっと。

ぜんぶ綺麗だと思っていた

未来は明るいと思っていた

少しずつライトを灯して

アイを唱えた

声が消えた後の空虚から

溢れ迷う本音をかき集めた

お願いお願い“どこにも行かないで”

ねぇ、ねぇ、ねぇ、まって、まって。

望むものぜんぶ両手にかかえて

歩んだ一歩は少し震えていたんだ

答えを出していられたなら

望むものぜんぶ両手に抱えて

答えを出していられたなら

声をなぞった指の間から

お願い、お願い、どこにも行かないで

まって。