esto perpetuoのジャケット写真

歌詞

crayfish

駒澤零

埃が舞う路地を過った

探しものはこの街にはない

誰でもいいわけがないでしょう

あのね、まだ帰りたくない

君がはにかむ夜

眠らない街で伝う指の先は光のようだ

鍵が開いたらもう少女でいれないから

わたし少しでいい そばにいたい

暗い闇はわたしの影を

いつもうまく隠してくれる

通り雨が街を誘うときは

隣にいてよ

君の白い影が街を染め上げる

柔い甘いキスは光のようだ

くれた重みよりも愛がほしくなるのは

多分君の声が震えてるせい

君の白い影が街を染め上げる

柔い甘いキスでもう溶けてしまう

柔く白い影が街を染め上げる

線をなぞる指は光のようだ

通り過ぎる景色 ぐちゃぐちゃの日々だって

大丈夫だなんて嘘言ってよ

  • 作詞

    駒澤零

  • 作曲

    駒澤零

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イラストレーター、≪KAOMOZI≫レーベルオーナー、文筆家、オーガナイザーと様々な顔を持ち活動する駒澤零の1stフルアルバム。「高校時代に対人恐怖に陥った際に人間の声が聴けなくなった」という自身の経験から、今回の作品は全曲VOCALOID歌唱で構成された「esto perpetua」とすべて駒澤自身が歌唱する「esto perpetuo」の2枚同時リリースという構成。Hyperpop、ニューウェイブを継承したポップなメロディに乗せて、日常的な何気ない感情や出来事を綴る全10曲に加え、「光の綿」のremixを収録。

タイトルの「esto perpetuo / esto perpetua」という単語はラテン語で『永遠に続きますように』という祈りの単語で、駒澤は本作収録の楽曲「bios pios」の歌詞をはじめ、ことあるごとにこの単語を引用してきた。それは変化することを求める世間の人々にうまく馴染めず、一瞬一瞬の美しい日々をパッケージングして永遠に忘れないようにしたい、という駒澤の創作の原点となる感情を表現した言葉ともいえる。

アーティスト情報

  • 駒澤零

    東京都出身。 イラストレーター・漫画家として活動する傍ら、音楽を作っている。 近年はMVアニメーションや美術展、Podcast出演など、多岐にわたる活動を行っている。ポップユニット・nemuigirl主宰。 将来の夢は自分の空想の世界を映し出した映画をつくること。

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