esto perpetuoのジャケット写真

歌詞

フィジカルライツ

駒澤零

死ねばいいやと思ってた

電池切れの身体が重い

頼んでないのにいつも

いらないプレゼントが届く

すべてを後悔してる

「感謝感激最高でした」

誰かが書いたシナリオ

1ページでバッドエンド

君が褒めない才能なんていらない

君が褒めない顔面なんていらない

大好きな人がわたしのマジョリティ

そうでしょう?

もう削るものもないのにいつでも

寂しそうな顔して笑う

ラブをめぐってドタバタの戦争

「最後に勝つのはあなたよ」なんて

口にしてよ ねえ

違う結末いらないよ

明日希望が見えたのならいいな

台詞をなぞって自分を騙す

なんで ほらなんで

少しだけ温かくいさせてほしいよ

君が褒めない音楽なんかいらない

君が褒めないわたしなんかいらない

大好きな人はみんなのマジョリティ

そうでしょう?

もう直すほどの手段がないって

寂しそうな顔して笑う

ねじれた世界はちゃめちゃの論理

嘘にまみれたぼろぼろの腕で

なんで ほらどうして

こんなに頑張ったのに

嘘を重ねてぐちゃぐちゃの世界

あなたのことも思い出せないな

なんで ほらなんで

狂うことすらできないの?

ねじれた腕で君を抱きしめて

デジタルだけど見てみないふりで

なんで ほらどうして

一秒も 君のことわかっていないよ

  • 作詞

    駒澤零

  • 作曲

    駒澤零

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イラストレーター、≪KAOMOZI≫レーベルオーナー、文筆家、オーガナイザーと様々な顔を持ち活動する駒澤零の1stフルアルバム。「高校時代に対人恐怖に陥った際に人間の声が聴けなくなった」という自身の経験から、今回の作品は全曲VOCALOID歌唱で構成された「esto perpetua」とすべて駒澤自身が歌唱する「esto perpetuo」の2枚同時リリースという構成。Hyperpop、ニューウェイブを継承したポップなメロディに乗せて、日常的な何気ない感情や出来事を綴る全10曲に加え、「光の綿」のremixを収録。

タイトルの「esto perpetuo / esto perpetua」という単語はラテン語で『永遠に続きますように』という祈りの単語で、駒澤は本作収録の楽曲「bios pios」の歌詞をはじめ、ことあるごとにこの単語を引用してきた。それは変化することを求める世間の人々にうまく馴染めず、一瞬一瞬の美しい日々をパッケージングして永遠に忘れないようにしたい、という駒澤の創作の原点となる感情を表現した言葉ともいえる。

アーティスト情報

  • 駒澤零

    東京都出身。 イラストレーター・漫画家として活動する傍ら、音楽を作っている。 近年はMVアニメーションや美術展、Podcast出演など、多岐にわたる活動を行っている。ポップユニット・nemuigirl主宰。 将来の夢は自分の空想の世界を映し出した映画をつくること。

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