ママに借りた向日葵でも
この魔法は変えられやしない
コンビニエンス
獅子たちの青いchit-chat
パパはおやすみ
林檎売りの猫が過る頃
風船みたい 君の容をなぞる るるるる
「まるで天国みたいだね」
好奇心で笑う柔い顔
偶然ぶって
わたしの気持ちに気づかない
どこに行っても
感傷的な海がゆらゆら
眉を顰めた 君の象をなぞる るるるる
ダンスの時間を告げる
鐘はいつも遅すぎだ
灰色の表紙が
地続きに視界 埋めて!
バイアス形の旧市街
反応区に滲み 踊る爪先
アンドロギュノス どうしよう
Piousな夢に溺れ
今だけは帰さない
泡状しては歪む君の幽霊
くちびるでなぞり
その記号ごと消し去る
蜂蜜のように織りなしては
積もるわたしの心
Esto perpetuo
祈ったら いつか届く?
培養劇はおしまい
無菌室を抜ける君の幽霊
くちびるでなぞり
その記号ごと消し去る ああ
有機のイデアに
- 作詞
駒澤零
- 作曲
駒澤零
駒澤零 の“bios pios”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
ラブ
駒澤零
- 2
yumegashima
駒澤零
- 3
透明な膜と薄い液体
駒澤零
- 4
Starless
駒澤零
- 5
crayfish
駒澤零
- 6
光の綿
駒澤零
- 7
フィジカルライツ
駒澤零
- ⚫︎
bios pios
駒澤零
- 9
my pain
駒澤零
- 10
ナラティブ・レクイエム
駒澤零
- 11
光の綿 (remix)
駒澤零
イラストレーター、≪KAOMOZI≫レーベルオーナー、文筆家、オーガナイザーと様々な顔を持ち活動する駒澤零の1stフルアルバム。「高校時代に対人恐怖に陥った際に人間の声が聴けなくなった」という自身の経験から、今回の作品は全曲VOCALOID歌唱で構成された「esto perpetua」とすべて駒澤自身が歌唱する「esto perpetuo」の2枚同時リリースという構成。Hyperpop、ニューウェイブを継承したポップなメロディに乗せて、日常的な何気ない感情や出来事を綴る全10曲に加え、「光の綿」のremixを収録。
タイトルの「esto perpetuo / esto perpetua」という単語はラテン語で『永遠に続きますように』という祈りの単語で、駒澤は本作収録の楽曲「bios pios」の歌詞をはじめ、ことあるごとにこの単語を引用してきた。それは変化することを求める世間の人々にうまく馴染めず、一瞬一瞬の美しい日々をパッケージングして永遠に忘れないようにしたい、という駒澤の創作の原点となる感情を表現した言葉ともいえる。
アーティスト情報
駒澤零
東京都出身。 イラストレーター・漫画家として活動する傍ら、音楽を作っている。 近年はMVアニメーションや美術展、Podcast出演など、多岐にわたる活動を行っている。ポップユニット・nemuigirl主宰。 将来の夢は自分の空想の世界を映し出した映画をつくること。
駒澤零の他のリリース
KAOMOZI