絶望の丘より怨嗟を込めてのジャケット写真

歌詞

ハジマリノオト

音泉 奏

目を開ければ広がる光と

涙ににじむ優しい笑顔

祝福の中あげる産声

はじめまして

大人たちが忙しなく僕に

言葉と期待をかけてゆく

その意味なんてわからないけど

笑顔で返す

明るい未来が際限なく

僕の頭の中に浮かぶ

そんな世界に絶望はない

不安も知らずに歩き出す

壊れた世界なんて知らない

歪んだ思惑なんて知らない

何もかもが光に満ちてる

この世界を歩いてゆこう

目に入る光に手を伸ばし

まだ見ぬ世界を拓いてゆく

その先にある幸せに

触れて感じて

そうして広がってく世界の

光はすべてが希望じゃない

まやかしが混じっているなんて

知らなかったんだ

明るい未来が際限なく

広がってた頭の中から

少しずつ消えてゆく煌めき

気づかぬままに歩き出す

壊れた世界を知ったって

歪んだ思惑を知ったって

僕にはひとつも関係ない

目を背けて歩いてゆこう

光で満ちたはずの世界が

最も近くから崩れてく

信じたくなかった真実が

今 僕を苦しめる

明るい未来の何もかもが

絶望の中に閉ざされてく

そんな世界に希望はない

終わりを悟って立ち止まる

僕が生きたのは壊れた世界

そこに満ちた歪んだ思惑

何もかもが嘘だらけならば

もう歩く道は残ってないんだ

  • 作詞者

    音泉 奏

  • 作曲者

    音泉 奏

  • プロデューサー

    音泉 奏

  • レコーディングエンジニア

    音泉 奏

  • ミキシングエンジニア

    音泉 奏

  • マスタリングエンジニア

    音泉 奏

  • ボーカル

    音泉 奏

絶望の丘より怨嗟を込めてのジャケット写真

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自分自身を生きられなくなる魂の死を迎え絶望の丘にたどり着いた人間が自分自身の魂を取り戻す話。
操り人形と自我の欠片が出会い再生が始まる。

絶望の丘シリーズ完結。
全曲再録音、再ミックスで音源化。

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