Lyric

子供達の旅たちの日

母としてあなたを見送る

喜んで応援している姿

喜んでいるように見えるかな

本当は寂しい 本当は悲しい

泣いてしまうと旅立てない

だから母としての

気持ちは伝えられない

あなたが幸せになること

それが1番の望みだから

お腹の中でゆっくり育って

誕生してからは母を追いかけて

泣いたあなた

お母さんが見えなくなると

心配で泣いていた

あなたはすくすく育ち

成長して行った

話したく無かったり 親に苛立ったり

反抗期を味わい 距離が出来ていく

相談に乗って欲しい時

話をしたく無い時

母は受け入れる 母は遠くから見守る

親の意見は煩わしいと

自分のやりたいようにする

彼女が出来て 彼氏が出来て

ひとりの大人になり

親は必要が無くなっていく

毎日朝食を作って

晩ごはんを一緒に食べて

家事をこなして来たことは

あなた達のためだから惜しみなく出来た

あなたたちの未来を作るために

ひとり、またひとり

子供たちが離れていく

応援していたけれど

本当は淋しくて泣いていた

お弁当を作っても

食べたく無い物が入っていたと

友達の弁当を比べて見劣りすると

そんな言葉さえ跳ね除けて頑張れたのは

あなたたちが毎日そばに居たから

時折り会っても頻繁に会わなくていいと言う

気持ちは悟られないように母として笑顔で見送る

いつでも帰れる場所を

作るために、あなたのために