Lyric

君だけに歌いたい唄がある

最初で最後の

君だけに歌う唄

君にしか聴こえなくても

ただひとりのために描いた

ココロのコトバ

むかしむかし まっくらやみから

地球が生まれ

僕らのセカイは始まりを告げた

神様はこの世に 愛を与えようと

アダムとイブという 使者を遣えた

それから 目まぐるしい

変革を遂げて

セカイではアイが溢れている

でもね、同じようにセカイには

哀も溢れて

この世はIで たくさんになった

刷り込まれていく

セカイのきまりや

煩わしいだけの

言葉ってやつが

パンドラの箱から

流れ出ていく

本当はそんなもの

要らない いらない イラナイのに

このセカイを0とするなら

僕らは1になろう

そして重ね合わせて

無限の羅列で日々を描く

誰かのためじゃなく そう

自分のために

僕らもやがて年老いて

しわくちゃになって

僕はおじいちゃん

君はおばあちゃんになり

いきていること

やがて逝きて往くこと

ふたつの数字を重ね合わせ

また今日もイキテイコウ

君だけに伝えたいことがある

明日を生きていくための

勇気になれるような唄

君にとっての

いちばんじゃなくていい

ただ僕にとって君はセカイの

総てでした

僕にセカイは救えないけど

君だけは救えるような

そんな唄が歌えればいい

君だけしか聴こえなくても

0と1を合わせて

またひとつセカイに

朝を描く