王様の庭のジャケット写真

歌詞

春告怪獣ダドン

papalion

雪どけは足早で野山は芽吹き

一年(うたかた)の日々を泡沫と変える

ほころぶ梅の花やハコベラの畔も

さながら極楽浄土か桃源のように

角部屋抜ける風は鼻歌を誘い

腑抜けた調べと共に吹き去って消える

わざわざ見せつけてた頑なな思いも

あからさまに今では野ざらし雨ざらし

のどかなだけの春の日は

最後の雪もとかしてしまう

のどかなだけの春の日に

たいていの事は忘れてしまうから

参道に落ちる零れ日の

白銀色に山吹が混じり

陽だまりポカポカと古寺の匂い

鐘の音 春霞 遠音に響く

何ひとつ手つかずのままで

穴蔵に逃れて冬籠り

まだまだ眠くないと騒いでいたのは

たかだか半年ほど前の話

のどかなだけの春の日は

最後の雪もとかしてしまう

のどかなだけの春の日に

たいていの事は忘れてしまうから

  • 作詞

    papalion

  • 作曲

    papalion

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アーティスト情報

  • papalion

    いつかどこかで感じた気持ちをのせた旅情サウンドを楽しんで! みずき(ボーカル/ギター)、けいじ(ドラム/バンブー/コーラス)、あかね(ベース/コーラス)の3ピースバンド。 ゲストやサポートメンバーを入れたドラマチックなライブから、手作り楽器を使った生音ライブまで、場所も形態も選ばない気軽な音楽。 2011年3月少年ナイフ・なおこ主宰レーベル「Burning Farm」より1stアルバム「Morten(モルテン)」をリリース。 東京・練馬区の江古田でデザイン工房「虎の子屋」を運営。アートワークも自ら手がける。

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