歌詞

初春の雪空 解けずに積もりゆく

あの日君は 一輪の花のもとで囁く

「ごめんね」そう言った華奢な君の背中は

哀しげで また可憐で 「そばに居たい」と願った

そう願う度に時はただ過ぎてく

君のいない世界で 儚い夢追い続ける

雪夜に消えたこの願いは 白い世界に染まってく

果ての無い地平線に 「私はまだ私のままで」

この瞬間の望みに ただ私は花に願う

結末が運命だと知っていても

窓の外の君を ただずっと眺めていた

何気ない時間でさえ 今は愛しく思う

独りきりの夜 切なく過ごした日々

失ってから気づいた 君の存在は

とても大切で とても大きくて

君のいない世界で 儚い夢追い続ける

時に攫われたこの願いは 時間とともに埋もれ行く

白い殺風景な世界に 「私はまだ私のままで」

この瞬間の感傷に ただ私は花に願う

いつの日か また逢えるその日まで

雪夜に消えたこの願いは

白い世界に染まってく

この瞬間の望みに ただ私は花に願う

結末が運命だと知っていても

春夜に消えたこの願いは 時間とともに蘇る

黄色い鮮やかな世界に 「私はもう私じゃなくて」

この瞬間の決意に ただ私は花に願う

どうかもう 二度と離れないように