歌詞

雲が隠す昼下がり

君はバレバレなうそをついた

はじけた雨　鳴り響く

これじゃ泣いても

分からないねって　笑った

何か心に響く言葉も

魔法のような力もないけど

ただ一つ

「話してほしいな」

雨はあがるよ

傘なんてなくても

虹が見えるまで　涙を流そう

常葉のように　私はここだよ

ほら優しい雨が降るから

一人じゃない

朧げな帰り道を

君は「明るい」なんてさ

どうして隠すの？

いつだってここにある　小さな芽は

いつか一人くらいは寄り添えると

また一つ

零したものを数えながら

跳ねる街とゆがむ君

映す　景色

青葉雨　切り取れない

見上げなくても

ほら優しい雨が降るから

一人じゃない

雨はあがるよ

明日　待たなくても

水たまり　こえて

涙　置いていこう

浮き葉とともに

蓮は色付くよ

目を向ければ　ほら　雨雫

一人じゃない