メーデーのジャケット写真

歌詞

メーデー

たいたい

花の咲かない星に生まれて

名前のない僕らのバースデー

誰も覚えちゃいない

背景に溶けた他人の人生

静寂茂る砂漠のバス停

いずれやがて草臥れもうけ

凌げない雨風に濡れる僕を笑って

かごめかごめ

籠の中の鳥は

いついつ出やる?

夜明けの晩に鶴と亀が滑った

後ろの正面だあれ?

メーデー 出してるエブリデー

どこまでも薄い陰

まるで屍

それか幽霊みたいね

歩かせてランウェイ

ありもしないマグれを信じて

どこかへ向けプレイング

スポットライトはそっぽ向いて

溢れる歓声は誰かのほうへ

産んで殖えて地に落されて

楽園はどこか行方わかんねえ

富と名声

死ねばナンセンス

騒ぎ立てるフェイクの街宣

僕ら夢の奴隷になって

人の群れに踏まれる交差点

強烈な憧れに溺れ 差し出す安寧

はなから釣り合うはずのないウェイト

これで満足かシャーデンフロイデ

それでもどうせ生きていたくて 踏み出せないでいたんだ

あなたの光に目を奪われて

あなたの影になってみたくて

犠牲すら顧みずに手を伸ばした

メーデー 完全にアウェイ

浴びさせて日の目

冥土の土産なんて要らない

擲てよハッピーエンド

哀れんだそんな目で見ないで

負け戦もはいよろこんで

誰かの引き立て役Cです

冷めた視線が僕を貫いてる

背負ったカルマ

さだめの上あえいで火の車

効きの悪いワイパー

拭えぬ涙

なんだこの疎外感

軋む肋とタイヤ

生まれながらにひしゃげたバンパー

ボロ車で垂れ流す四面楚歌

目指したアルカディア

転んだ先に待つ墓場

命からがら

声を枯らした

傷も塞がらぬままの背中に眠る翼

夢と現の間

次のセリフさえままならぬまま

ほどけた靴紐を結び直す月曜の朝

メーデー 出してるエブリデー

どこまでも薄い陰

まるで屍

それか幽霊みたいね

歩かせてランウェイ

ありもしないまぐれを信じて

どこかへ向けプレイング

スポットライトはそっぽ向いて

溢れる歓声は誰かのほうへ

  • 作詞者

    たいたい

  • 作曲者

    たいたい

  • プロデューサー

    たいたい

  • ボーカル

    たいたい

  • ソングライター

    たいたい

メーデーのジャケット写真

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    メーデー

    たいたい

自らが置かれた現在地への不満と、救済への普遍的な欲求が愚直に表現されたナンバー。
苛む孤独や疎外感を武器に取った時、忙しない社会というリングの上へ立つあなたを孤高の存在へと昇華させる。
名前のない主人公である労働者たちへ捧げるアンセムが、鬨の声を上げる。

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