

甘い蜜の風に誘われて
僕は迷い込んだ教会
荒くれた影に憧れて
嘘が染み込んだ夜だ
からっからの喉に落ちていく水は
灰色のアンサー
長い雨の後に残っている
白い花みたいな今日だ
いつの日も荒地はひび割れて
何も持たぬ心だけが響く
空洞から風に乗せて
呼吸のように腑に落ちた音
封筒から便箋が現れた瞬間にまた
何年前かのメッセージ
南天の涙誘う
花枯れた後も眺めてる
まだ香りそうな空
なぜか分からないけど
いつの空も暮れていく
風貌が変わり果てて
宇宙を舞う塵として居る
空想から人生が現れた瞬間にまた
何年前かのメッセージ
満点の星光る
空洞から風に乗せて
呼吸のように腑に落ちた音
封筒から便箋が現れた瞬間にまた
何年前かのメッセージ
南天の涙誘う
- 作詞者
高橋 俊介
- 作曲者
高橋 俊介

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南天の涙
ミゾオチ
アーティスト情報
ミゾオチ
愛媛出身、東京在住のミュージシャン。2003年ごろから約10年のバンド活動を経て活動休止。2021年より個人クリエイターとして活動再開。作曲や映像制作を個人で手掛ける。
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