Lyric

僕たちは生きている

そんなことも知らないで

生きている人が街に

何百人もいたとさ

どうして僕ら 枝分かれ

繰り返してきただけで

こんなに足掻くのだろう

どこか間違っていたのだろうか

どう見たって非常に不条理

過剰な苦情に苦笑して調子崩し

苦し悔し虚し いつまでこうなのか

自問自答

何が出来る どこへ行ける

誰が見てる なぜ留まる

少しずつわかってく

ぼやけた傷の痕

わざとこけて 膝をついて

立ち上がって 道を逸れる

それだけで目は覚める

今ここに何も無くても

知らぬ間に現れる

対をなす天邪鬼と

間にある宝物

息を潜めて見ている

どうして僕ら 目を閉じて

耳を塞ぐのだろう

空の向こうもあるのに

地の果てすらままならないのに

どうしたって禍根は残って

怒ってボコって誇って素通り

窓の外で私闘してどうぞ

付き合うつもりは微塵も無い

何も出来ずそこにいると

なぜか誰かに責められて

四面楚歌の様相 実はただの勘違い

わざとボケて 嘘をついて

振り返って 目配せする

それだけで逃げ出せる

今そこにいる意味は無い

行く先を知らぬ 涙の悲しきは

歯車壊せば 或いは消える

どこへ行こう いつまでいよう

誰かがいる 何かがある

逃げた先に広がる ぼやけた夢の跡

わざと避けて 意表をついて

前を向いて 蹊を行く

それだけで気は晴れる

今ここに何も無くても

それだけで目は覚める

今僕たちは生きている