歌詞

ためらいを追い越して

手を握られると

ランプの揺れに紛れ

胸が震えだす

吐息がぶつかり混ざり合って

躊躇の時間がなおさら甘いよ

無数の網目の運命をくぐり

出会えたこと

意味がないわけがない

何度も何度もその指を撫でている

闇に溶けてしまわぬように

迷いごと置いたまま

唇が近づいて

窓辺の風に紛れ

胸がざわめく

想いが絡まり強くなって

戸惑う仕草が余計に愛しい

無限の奇跡の瞬間を手繰り

隣にいる

だからもう離れない

静かに深くに体温をあずけている

言葉よりも伝わるように

背伸びをして同じ目線でいるよ

あなたが沈むなら

かがんで

同じものを見ていたい

無数の網目の選択をくぐり

出会えたこと

意味がないはずがないよ

何度も何度も寝顔にキスをしてる

朝に溶けてしまわぬように

無限の奇跡の瞬間を手繰り

隣にいる

だからもう離れない

静かに深くに体温をあずけている

言葉よりも伝わるように