歌詞

月も届かぬ深い森

彷徨い疲れ諦めた君の

目の前に現れる

煌びやかな恋の城

ダイヤのゲート

ワインの香り

手招きをしている

輝いていい匂いで

迷い人を誘う恋の城

中は暗く出口も無い

なぜか香りは今も甘い

ここを出たい

でも行くとこもなく

そうやって君も座り込んでいる

明日も見えぬ深い霧

足も動かずに諦めた頃

音の方に導かれ

辿り着いた恋の城

ルビーのグラス

ワインを揺らし

ひとときの幸せ

また誰か嬉しそうに

迷いこんでいく恋の城

あなたもまた出てこれない

どれだけ泣いても無駄よ

綺麗な見た目の裏に

無数の傷の跡

夜にはすすり泣く声が聞こえてくる

輝いていい匂いで

迷い人を誘う恋の城

中は暗く出口も無い

ただ香りだけは甘く

また誰か嬉しそうに

迷いこんでいく恋の城

あなたもまた出てこれない

どれだけ泣いても無駄よ

足掻いても

祈っても

何も出来ない恋の中

あなたもまた足を取られ

二度と出てこない