歌詞

朝日が顔出し始めた 町はずれの

ゴミ溜めみたいな部屋の隅 目を覚ました

光が支配しだしたリアル 頭がいたい

居場所を見つけた影ひとつ 抱えている

記憶を探るベッドの上 瞼の裏

誰かの声が耳の手前 消えてゆくなぁ

昨夜の泡に溶かした期待 苦味は嫌い

メールの返事はないままで アラームは鳴る

死の誘惑に頭を垂れて髑髏に沈む

そんな夢を見たのです

生きてゆくことに 疲れたなら

少し立ち止まって

殻に入ることも必要でしょう？

いつか涙の雨が上がれば

程なくして また起き上がるのでしょう

時など待ってはくれないと誰かが言う

そんなこと知ってるよバカ 目障りだなぁ

目の前にある２つのソケット どちらを選ぶ？

死ぬことは怖くないのさ 生きるよりも

あの日殺めた心が今も鎌首を擡げ

手招きしているようで

生きてゆくことの 意味を問うても

それに縛られぬように

生きてゆくことができるのかな？

いつか涙の雨が上がっても

虹を越えて行けやしない

生きてゆくことに疲れたなら

ゆっくり息を吐いて

空っぽになって仕舞えばいい

生きてゆくことは 死にゆくこと

つまらぬことなど吐き出して

生かされた 今日を生きる