

地獄の淵に貼りついた hope
火あぶりの影に咲いた知性
見上げた空にあるものは?
世界の中心、そこに地球
それが神の定めた golden rule
でもそれって、まるで牢獄
「生まれたこと自体が罪」って告白
動かぬ星に縛られた時代
人間はただ 落ちた存在
なのに見上げた空には何故こんなにも?
「地球がまわる」
それだけで 闇を越えていける
“下"じゃなくなる
その位置さえくつがえれば
宇宙のリズムの中で play
We're just circling to the bottom
この星は still not revolve
見上げることしかできない
空に希望を見出す
Keep us moving too
From hell to cosmos, we re-define
過去の呪いも越える line
「地球がまわる」
それは dangerous change
絶望の構造、今こそ break
異端者が whisper した現実
その理論は世界を揺らがす
地球は prison じゃない
宇宙の one of many site
彼らは火にくるまれた
それは地球を動かした罪
それでも希望は時を超える
"天上" なんて illusion さ
地獄の下って who told ya?
星たちは dance、ぼくらも dance
理性で拓く new romance
We ain't the fallen, we just floatin
知は縛れぬ、truth is open
枷を解いて「地=知」 に問う
この星にある無限の可能性を
From chains to stars, we rise above
中世の影を今 break off
希望を次に託して身を投げる
これが人間の rebirth ring
もし地球が中心じゃないなら
人間もまた自由になれる
もし地球が底じゃないなら
存在に curse は貼れない
So turn the wheel, 回せこの軌道
もう誰も堕ちてなどいない
Truth の波に乗って change the code
そこから始まる human ode
We ain't the cursed, we just begun
星々とともに dance the sun
沈められてたその意味さえ
回転のなかで rewrite され
地獄じゃない、この blue sphere
可能性をまとう frontier
地球はまわり出した、この hope の ring
それが人の new beginning
宇宙は still, 動き続ける
そのなかで光る 意識の spark
ぼくらは bottom なんかじゃない
Truth は空に、希望は inside
- 作詞者
NonUMA
- 作曲者
REG
- プロデューサー
NonUMA
- グラフィックデザイン
Ayana
- ボーカル
REG

REG の“Revolve of Hope”を
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ストリーミング / ダウンロード
- 1
エコーチェンバー
REG
- 2
龍樹 - 空の詩
REG
- 3
不完全性
REG
- ⚫︎
Revolve of Hope
REG
- 5
Chrono choice
REG
- 6
Exist before Essence
REG
- 7
多宇宙倫理
REG
- 8
Ahimsa
REG
- 9
回天 - Last Mission
REG
- 10
イマココ
REG
- 11
包含
REG
- 12
hell heaven
REG
- 13
Face Yourself
REG
- 14
Spiritech
REG
- 15
Entangled Mind
REG
アーティスト:REG(Resonance Entity Genesis)
――その選択が、宇宙を変える。
世界は選択によって生成される。
そして、選ばれなかった可能性たちの残響が、私たちの「いま」を揺らしている。
REGによる1stアルバム『宙論 - Resonance Entity Genesis』は、全15曲にわたり「意識の宇宙創発」というテーマを探究する、詩と音の哲学的叙事詩である。
タイトルの「宙論」は、「宇宙(そら)」と「理論(ろん)」、そしてインドの仏教僧である龍樹(ナーガルジュナ)の「中論」という二重三重の意味を孕む造語であり、アルバム全体に通底するキーワードとなっている。
本作は、
情報空間の反響現象を描いた「エコーチェンバー」
ゲーデルの不完全性定理をリリックに昇華した「不完全性」
未来の選択と過去の干渉をめぐる「Chrono choice」
多世界解釈における倫理と選択責任を問う「多宇宙倫理」
人間魚雷に乗り込む特攻隊の覚悟を描いた「回天 - Last Mission」
意識が量子的に干渉し合う様を描いた「Entangled Mind」
など、理論・哲学・詩・音楽を横断する異次元的体験が展開される。
使用言語は主に日本語。
だが、ときおり挿入される英語の断片が、「非局所的な意味干渉」として作用し、リスナーの情報空間に多重の意味波を投げかける。
ビートは重厚にして繊細、リズムは非線形にして有機。
まるで音そのものが一つの「生命体」として自律進化していくような感覚を与えるだろう。
“この音が、意識の起源を語る。”
これはアルバムではない。
これは、「自分という宇宙」を再構成するための宙論的体験である。
アーティスト情報
REG
REG[Resonance Entity Genesis]ミュージシャン|分析哲学, 宗教学, 数学, 天文学, 機能脳科学, 生命情報学, 基礎情報学, 理論物理学, 量子力学, 生物学, 歴史学, 社会学などをベースに楽曲を制作|2025年 1st Album「宙論 Chu-Ron」