宙論のジャケット写真

歌詞

Chrono choice

REG

"Tick-tock, tick-tock"

聞こえるのは、自分の作った足かせの音

いつからか time は、道具じゃなくて支配者

使っていたはずが、使われていた ha…

はじめはただの flow、太陽と星の rhythm

「昼」と「夜」の区切りに pattern を見出し、記す wisdom

狩りの時期、種まくサイクル

命の流れに沿った bible

やがて針が刻む beat

歯車が生む新たな heat

Hour に split、day に fit

生を分ける習慣に shift

感覚より先に「時間」が rule

何時何分何秒?

How many times has the Earth rotated?

今が薄れ、life が抜ける

あの頃はまだ、目安だった

「はやくしろ」「もうおそい」

今は言葉のムチのよう

そんな呪文で思考を lock

断ち切れ、この frame の line

脱げるさ、この invisible trap

鍵はmindの中、click で snap

スケジュールに埋もれた自由

「いま、ここ」より「次」に夢中

Deadline のための breath

To-do の波に溺れる daily

けれど、時間はただの概念

すべきことは今に専念

なのに人は自ら choose

「時」の檻に mind を fuse

思い出して、あの頃のfeeling

Clock の音より大事な満足

そこにいた “わたし” は

今よりずっと本気だった

時間を創ったのが “人” ならば

壊すことだってできるはずさ

Choice は常に “今” にある

「時」は便利なtool に変わる

Tick-tock の鎖をほどいて

一秒ごとに「わたし」に戻る

「時」を超えるのは “覚悟” の click

支配されるな、もう break the trick

時間よ、ありがとう

でももう、君の奴隷ではない

わたしは「いま」を生きる

それだけが、本当の life

  • 作詞者

    NonUMA

  • 作曲者

    REG

  • プロデューサー

    NonUMA

  • グラフィックデザイン

    Ayana

  • ボーカル

    REG

宙論のジャケット写真

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アーティスト:REG(Resonance Entity Genesis)

――その選択が、宇宙を変える。

世界は選択によって生成される。
そして、選ばれなかった可能性たちの残響が、私たちの「いま」を揺らしている。

REGによる1stアルバム『宙論 - Resonance Entity Genesis』は、全15曲にわたり「意識の宇宙創発」というテーマを探究する、詩と音の哲学的叙事詩である。
タイトルの「宙論」は、「宇宙(そら)」と「理論(ろん)」、そしてインドの仏教僧である龍樹(ナーガルジュナ)の「中論」という二重三重の意味を孕む造語であり、アルバム全体に通底するキーワードとなっている。

本作は、
情報空間の反響現象を描いた「エコーチェンバー」
ゲーデルの不完全性定理をリリックに昇華した「不完全性」
未来の選択と過去の干渉をめぐる「Chrono choice」
多世界解釈における倫理と選択責任を問う「多宇宙倫理」
人間魚雷に乗り込む特攻隊の覚悟を描いた「回天 - Last Mission」
意識が量子的に干渉し合う様を描いた「Entangled Mind」
など、理論・哲学・詩・音楽を横断する異次元的体験が展開される。

使用言語は主に日本語。
だが、ときおり挿入される英語の断片が、「非局所的な意味干渉」として作用し、リスナーの情報空間に多重の意味波を投げかける。

ビートは重厚にして繊細、リズムは非線形にして有機。
まるで音そのものが一つの「生命体」として自律進化していくような感覚を与えるだろう。

“この音が、意識の起源を語る。”

これはアルバムではない。
これは、「自分という宇宙」を再構成するための宙論的体験である。

アーティスト情報

  • REG

    REG[Resonance Entity Genesis]ミュージシャン|分析哲学, 宗教学, 数学, 天文学, 機能脳科学, 生命情報学, 基礎情報学, 理論物理学, 量子力学, 生物学, 歴史学, 社会学などをベースに楽曲を制作|2025年 1st Album「宙論 Chu-Ron」

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