Lyric

ふと目の前で駆け出した子に

走る理由はあったのだろうか

枯れていった落ち葉たちは

死こそが生命（いのち）の

恵みとなることを知っているのか

何の為 誰が為

本当は自分も何もない

ただ この瞬間に

いのちが目一杯穿ち出ようとする

今日も無様を晒している

昨日の彼奴（あいつ）が 俺でなかったのは

紙一重の差でしかない

ああ 崖っぷちに咲く花が

朋よ その瞳（め）に映ったのだな

眼に汗が入っただけ

人知れず流すものが涙ならば

栄枯盛衰 繰り返す

愚かな生き物だよ

俺も お前も

本当の恥は そうだよな

正直に潔く 笑って散ろう（本望さ）

なに お前がいてくれたから

無一物 清々しく

そのまま行こう 本能で

どうも虚無が覆っている

誰も彼もが意味を求めながら

肌がひりつく闘い

ああ 無心で駆けた空が

ままよ ここで描けたなら

ふと気になっただけで

図らずとも流れ者に

盛者必滅 消えていく

悲しみが生きた証だ

俺と お前の

本物の価値は そこだよな

存在に煌めく 掴んでわかる（本質が）

なに お前が救ってくれたから

無心物 華々しく

揚げ 堕ちよう 堂々と

一体どこまで歩いてきたのだろうか

全体どこまで進めばいいのだろうか

答えを求め続ける旅だ

投げ出したくなる日々だ

しかしこの心は

何度も諦めそうになるのに

ひと時も動くことをやめない

しかしこの心は

何度も絶えようとするのに

ひと時も生きることをやめない

数珠繋ぎの生命（いのち）

眼には見えない ここに宿る

星となった生命（いのち）

天から微笑み 心に光る

お前と出会えた

それなら誇りといえる

共に歩こう

まだまだ道は続く

さあ行こう

本能の赴くままに

本当の恥は そうだよな

正直に潔く 笑って散ろう（本望さ）

なに お前がいてくれたから

無一物 清々しく

そのまま行こう

本物の価値は そこだよな

存在に煌めく 掴んでわかる（本質が）

なに お前が救ってくれたから

無心物 華々しく

揚げ 堕ちよう 堂々と