

曇った空 回るトンビが
流線形描いて人々の方へ
気づかない間に近づいている
波に飲み込まれそうな防波堤
「やったほうがいいよ絶対」
砂に手を埋めて
柔らかな世界を確かめあった
強い風 眠たい ここにいたいよ
やがて潮が満ちて
靴をさらっていくさらっていく
浜辺で拾った棒を
欲しがるままでいたいの
君が放り投げた後の水紋
膨らんで消える
3歩後なぞる足跡
どこまでも続いてるようで
突然の雨 足は砂まみれ
落とす間も無く駆け込んだバス停で
横なぐる雨ぼうっと
話しあうこれからを
ふざけて大声で笑う
聞こえるように
気づいたら 夕立はすぐに去って
まるで故郷に帰るように
海へ海へ走っていく
君は間違ってないよ
何一つも悪くないよ
すぐに夜が満ちてふたりは
分からなくなっていく
遠い街 ゆらめく光の粒
夜の港には優しくなぞる
風の音だけ 時刻表映したiphone
明るくって目が痛いよ
きっと本当は帰らなくても
いいはずなのに
- 作詞者
垂井真
- 作曲者
垂井真
- レコーディングエンジニア
長谷川綺, 飛山哲朗
- ミキシングエンジニア
飛山哲朗
- マスタリングエンジニア
飛山哲朗
- ギター
セリザワヒナタ
- ボーカル
セリザワヒナタ

セリザワヒナタ の“逗子”を
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