歌詞

集団幻覚の毒を持つ

彼岸花を焚きながら

独り言を放ち悟る

「此処は自分の居場所じゃない」と

生まれ落ちたからには

人一人の使命がある

誰かの為に動くのも

見返りが欲しいわけじゃない

無我夢中で起こした撃鉄の

反動(リコイル)が世界を変えた

身を隠して精神の

バランスを取っていた方が

利口利口と言い聞かせても

世間が頷くことはなく

行こう行こうと言いながらも

震える足を叩く

また声がひとつ此処から消え去ったとしても

その存在は確かに証明してみせるから

そしてこの目の前の景色は再構築(リライト)された

高鳴る鼓動確かめて

放つ世界は想像を超える

「まじまじ見られたら困る」

君はそっと呟いた

投げた石は水切っても

対岸の君には当たらない

希望理想を吹き込んでも

世間が振り向くことはなく

有象無象を虐げても

所詮路傍の石だ

またこの幸せにタイムリミットが迫る

情熱と幸福の花　両手に握り君を見る

そして眩しいその笑顔にまた救われる

それはそれでヨシとして

早く動かないと日常が逃げる

今までにないビジョンを切り拓いて

独りじゃないと教えてくれた

陽の当たる場所を与えてくれた

これをどう伝えようか

君の高鳴らない心臓めがけて

銃口構え再始動(リロード)起こす

構わない　その反動(リコイル)など…！

また光がひとつ世界から消え去ったとしたら

その存在を確かに証明してみせるけど

決して握りしめたこの手を離しはしない

再び来たる幸せと

手繰(たく)る未来は想像を超える

想像は超える