歌詞

うっかり生まれ落ちた世界は

今日も優とか劣とか評価

白黒ばっかり

とっくに処理も落ちて

ぱらりぱらりこぼれ消えた

夢の逮夜

あーしかも

誰も彼もみんなきらめくの

皮膚をさす光は目を塞いでも

自己嫌悪は水溶性

涙で溶かして

流せ流せされどシミになる

今日僕がなにか変えようとして

全部すくえる魔法の糸なんてないよ

相もままならず上手に笑えない

僕ごと愛せたら

橋のたもとで君を待ちたいの

なんてイタいかな

きれいな絵の具塗って

飾った石重ねて

情けない腹の中身隠して

生きれたらいいけどね

後腐れずハッピーに死ぬのは難しい

いい子じゃないから

浄土には行けないし

いけずばっかやる自称エンマにも

不悪口 裕

私が生きるはもっともっと

楽しい地獄

ちゃっかりかっこつけた世界が

息を継いだ僕ら指して笑うなら

血の池で泳げ　針山に花盛って

蛇蝎（だかつ）蹴ったら走れ

遊び散らかそうぜ

燃えさかる野原で明日も生きてたい

僕らを愛させて

昨日は忘れて夜が明けるまで

君といたいな

上向いて凍え切って乾いた指重ねて

いびつな形の星かいたら

ちょっとだけ笑えた

もう僕が寂しくないのなら

全部つらぬく蜘蛛糸ビームだって

出せるよ

あいもままならず上手に笑えない

僕ごと愛せたら

この体で君と会いたいの

遊び足んないよ

骨になっても

変わらない世界で何にも阿らない

僕らを愛してくれ

底に残されて笑えないまま

明日になっても

このまま踊る拍子刻んで声重ねて

いけずな牛頭馬頭蹴飛ばす野放図に

笑えるね来世も