歌詞

やっと雨が上がって2日分の荷物を持ち帰る

駅前の信号をいつもどうなふうにひとりで待ってたの

何をしよう　何かをしよう

錆びたコインきれいにしたら

徒歩で10分　アイスを買いに行こう

蟻と意識の多頭飼い

急かす日差しとかくれんぼ

波打つ木々と交差点

全部がぼくを組み立ててく

乗り物酔いに甘い飴

靴を脱いで眠ったんだ

騒音が街に溶けてく

ずっと前に拾った石が今日の予定を抑えてる

帰り道で笑ってあとはどんなふうに手を振り返したの

何をしよう　何かをしよう

何かきっと忘れてたんだ

意地よりもっと大切な遊び

簡単に追い抜いた両手いっぱいの悲しい熱を

組み立てて見せるあの人たち

とっくに捨てた手作りのあったはずの力作と何度も重ねている

肺いっぱいの青色がそっと照らしたうすい肌

不器用だけど大切に毎日ぼくがつくられてく

流れる雲と街並みを飽きずに眺めていたんだ

いつか思い出せるように