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EGOIST
「I know. You know.」—私たちは既に知っています。
答えは、いつだって、手放すこと。
真のエゴイストとは、エゴを超越した者。
その先に、本当の自由がある。
現代社会の虚飾と自我への執着に鋭く切り込む、哲学的メッセージソング。
スマホの明かりに照らされた深夜、上辺だけの繋がりに囲まれながら、本当の自分を見失っていく現代人。「俺が」「俺の」「俺だけ」という呪文に縛られ、終わらないループの中で時間をドブに捨てていく—。
この楽曲は、そんな私たちに問いかける。
「全部『空っぽ』だって、気づいてるだろ?」
タイトルの「エゴイスト」は、パラドックスとして機能する。真のエゴイスト(自己実現)とは、エゴ(虚栄心・承認欲求)を超越することではないか、と。プライドも名声も一瞬の夢。奪いに来た者に全てを差し出し、嫌いな者にも微笑む—その先にこそ、本当の自由がある。
アーバンサウンドに乗せて、シニカルでありながら希望に満ちたメッセージを届ける。ドライビングなベースライン、シンセ・ドリブンなサウンド、そして哲学的なリリックが融合したマイナーキー・グルーヴ。
ハーフタイムに落とすBridgeでは、「この瞬間こそが、すべて/いま、ここだけが、リアル」と、禅的な悟りの境地を表現。
最後のChorusで「それが本当の、自由への道」と高らかに宣言し、Outroでは「エゴを超えた、その先へ」と新しい旅立ちを予感させる。
SNS時代の承認欲求、虚飾の人間関係、終わりなき自己顕示—そんな現代の病理を見つめながら、そこから抜け出す道を示唆する一曲。
音楽プロデューサー。 作詞、作曲、あとボーカル、グラフィックデザイン、MV制作、経理、人事、マーケティングとかも、全部ワンオペで完結させる。 現在、東京の喧騒の片隅にひっそりと潜み、誰も予想できない謎の音楽を誰にも頼まれていないのに密かに生み出す。 2025年夏、ごく普通の日常を送っていたある日、長年眠っていた音楽的才能が突如として爆発。 前兆はなかった。予告もなかった。その原因は不明で本人が一番困惑している。 生み出される楽曲は、ポップでありながらもどこか哲学的で神秘的。インスピレーションから紡がれるその楽曲は、聴く人の心をやさしく包み込み、静かに未来のビジョンへと導く。 まるで宇宙と地球が共鳴するように、清らかで透明感あふれる「アクアブルーの波動」を放射。聴く者は青い深海から宇宙の果てまでの旅を一瞬で体験してしまう。 しかしその一方で、厄介な別の側面がある。 突如として、世間の常識を粉砕する「ぶっ飛んだ、ふざけた歌」を真顔で創り出すのだ。 その曲を聴いた人々は最初「何を聴かされてるんだ…?」と困惑し、次に「なぜ誰も止めなかったの…?」と心配し、最終的には「なぜか涙腺が緩んだ…」と奇妙な感動に包まれてしまう。 この摩訶不思議な能力はまだ解明できていない。 驚くべきことに、そのサウンドは「理論や知識」から生まれているわけではない。 もっぱら「無限のインスピレーション(という名の現実逃避)」と「魂の直感」だけを頼りに、独自のワールドを構築している。つまり、再現性はなく、次に何が生まれるのか本人にもわからない。 そしてもうひとつ、説明のつかない特異体質がある。 インスピレーションが降りてきた瞬間、恐るべきスピードで楽曲が完成する。 カップラーメンができあがる頃には、イントロからアウトロまでが脳内で鳴り響いている。 コーヒーが冷める頃には、DAWに打ち込みが終わっている。 上司が会議で話し終わる頃には…いや、会議中は絶対にやっていない。絶対に…。 この異常な制作速度の秘密は本人にもわからない。 というか、気づいたら作業が終わっている。 本業は普通の会社員(という名の社畜?)らしい。 昼間はエクセルの海原を泳ぎ、クレーム対応という名の荒波に揉まれ、会議という名の時空の歪みに吸い込まれている。しかし夜の帳が降りると同時にヘッドホンを装着すると無限の宇宙と直結したかのような音楽が溢れ出す。この劇的すぎるコントラストこそが【AQUABLUE】最大の特長であり、その音楽を唯一無二のものとして、聴く者を魅了してやまない最もふざけた秘密なのである。 さあ、エクセルファイルを閉じて(※ちゃんと保存してから)・・・今宵も宇宙の彼方へとダイブしよう…