一雨のジャケット写真

歌詞

一雨

芳永月

どうして立つ枯れたかずらの下

瞼を擦る仕草に憧れて

このままただ

還ることも

止めどなく 止めどなく

そしたらまた

醒めた声は

止めどなく 止めどなく

うたう

少し遅れて傘を差す

錆びた風車揺れる

靡くたびに

目を合わせまた頬をつねる

袖かすめて水を踏む

触れた透き通る爪が

鳴らす音に

目を塞ぎまた削れ合うところ

おちてゆく

雨の奥

何を得るかな?

振り子の影

燃えたら溶けて消えた

重なり合う手に誘われて

大きな靴を抱いて

そっと目を開けてただ雨を待つ

君のひとみに眩しい春が映る

「どうして ぼくにうたう」

落ちたこころは触れない

呆れるほどに細い指

濡れた袖を連れて

  • 作詞

    芳永月

  • 作曲

    芳永月

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    芳永月

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