編集盤のジャケット写真

歌詞

メイク・ア・シーン

安倍拓真

いい話がしたくて

君を呼んでみたんだだけれど

何だか間違っている気が

こんなのしてちゃよくない気がしたんだ

いい話がしたくて

君を呼んでみたんだだけれど

僕のもぬけの部屋じゃ

落ち着いて話もできやしないもんね

つんのめった姿勢はとっても絵になる感じだね

おかげで僕の神経回路はショートしそうになって

無闇に吠えているとまた声が擦り切れるよ

これじゃマンネリから抜け出せない馴染みの場面

君が部屋を去るとき

置き忘れてった血染めのコートだけど

返すに返せなくなって

僕の部屋に飾られた儘なんだ

白を切る芝居は全く板についてきたけど

おかげでほんとのいい話は白々しくなって

襤褸が出ないはずはないよそんな韜晦趣味なんて

ヒステリックな見せ場はとうに飽き飽きしている

紋切型の過去形使って場面を紡いでも

馴れ合いばかりじゃピントが合わせられないね

片目を使わなくてもまだできる話なら

わざわざ君を呼ぶなんてしなかったはずだよ

横顔のシルエットが素敵

でもそれだってもう影に溶けている

これよりもいい話があるかい

できるかい?君とならできるかい?

いい話ができそうで

君に会いに行こうとしたそのとき

君の血染めのコートを

僕はまだ隠し持っていたんだ

紋切型の過去形使って場面を紡いでも

馴れ合いばかりじゃピントが合わせられないね

片目を使わなくてもまだできる話なら

わざわざ君に会いに行くなんてしなかったはずだよ

正面切ればもっと素敵

気を抜く勇気はまだ出ないけど

これよりもいい話があるかい

できるかい?君とならできるかい?

君の血染めのコートは

僕の部屋に飾られた儘だから

もし返してほしいなら

いつでもいいから僕の部屋においで

  • 作詞

    安倍拓真

  • 作曲

    安倍拓真

編集盤のジャケット写真

安倍拓真 の“メイク・ア・シーン”を

音楽配信サービスで聴く

ストリーミング / ダウンロード

アーティスト情報

"