Lyric

BGMが上がり照明が落ちる

名前を呼ぶ声の海

その真ん中で君は輝いてる

それだけで僕の息は止まった

甘い風が漂う

初めて見たあの景色

キラキラの汗と

眩しいその笑顔に

僕は釘付けで

戻れないと一瞬で分かってしまった

君に恋した 僕は恋した

好きにならなきゃ良かった

離れたくてもここでしか生きられない

大好きでも 愛してるでも

全然足りなくて

頭の中は君だらけ

今夜も夢に溺れる

あの日君がくれた「好きだよ」が

今でも胸の奥でうずく毒

誰かに見せる笑顔も

全部独り占めしたい

こんなこと言う僕を

君は笑うだろう

素直に

応援出来ない僕自身のことが大嫌い

君が憎くて 僕も憎くて

笑顔の裏で嫉妬して

幸せを願うほどに擦れてく

「おめでとう」より「僕を見て」が喉の奥で詰まる

君はみんなの光で

僕はただの影だから

埋まらない2人の距離

交わるはずない世界線

分かっているのに

君がこんなにも遠すぎて

ねぇ

胸が苦しい

置いて行かないで

サイリウムのこの光は

まるで僕の心色

滲みながら君だけを照らしてる

君が夢を叶える先に

僕はいるのかな

消せない恋が

今日も濃く痕になって残ってく

これから僕は

どこへ行けばいい？

光が消えて灰になるその日まで

ずっと ずっと 終われない

ずっと ずっと 君だけ