Lyric

隙間から覗く

柔らかい月の光

どこかあなたに似てる

想うの

隠しては消した

傷も可愛くなって

涙迹色の空に

屑となって溶けて散った

変わりゆく時間の中

代えられない あなただけが

欠けた月を見て探している

まだ好きなままと気付いた夜

立ち尽くす私に差した傘

あの時も有難うね

隣にいてくれた数ほど

降り注ぎ刺す思い出に

濡れて今、雨宿りしてるわ

もしもあの時、出会わなければ

そんなこと考えても

確かに残ってる透明の優しさが

頬を伝っていく、なんて馬鹿みたい

変わりゆくあなたの中

変えられない私だけが

欠けた月がそっと探している

まだ綺麗なまま溶けてく夜

悲しみの向こうにも

まだ好きなままの

あなたは居ないのでしょう

もう戻れない

変わりゆく時間の中

代えられなかった あなたのような

月を眺めそっと思い出すの

あぁ楽しかったね

ただあなたの側にいて

ただ笑っていたかったけど

ピリオドは輝かせておくわ

まだあなたを感じるその時まで