歌詞

気怠く指を滑らして

言葉の波を泳ぎ飽きたら

甘い香気を振り撒いて

張り付いた笑顔の貴方がいた

頭の中、響くサイレンは

右脳、誤報とやり過ごしてた

したいことも分からなくて

不器用ながら風向きのまま

狭い鋳型に競い合って

心ごと流し込む日々から

貴方、連れ出してくれるのならば

熱くなるその肌が

揺れて　触れて　擦れる度に

今が煌めいた

繰り返し這う舌先が

頬を　脚を　濡らしてくほどに

命満ちて

振り返る暇もないくらい

快楽に溺れろ

二度と忘れられないくらい

身体が消えるまで

貴方、消え去ってしまうのならば

回路ごと壊してくれたら

熱くなるその肌が

揺れて　触れて　擦れる度に

今が煌めいた

繰り返し這う舌先が

頬を　脚を　濡らしてくほどに

命震えた

離れてくその肌が

揺れて　溶けて　消えてゆくのに

身体直せない

擦り減らした鋼の肌が

剥き出した空っぽの肢体の中

命枯れて