Lyric

遣る瀬無いほどいつも

”絶対”なんてなくて

報われない日々の中でただ

「揺れる、揺れる。」

繰り返してる

今が何回目かも知れず

変えられない

身勝手な同情、厭。

枯れて散る運命になんてさ

囚われはしないで

また咲かせてくれよ

影に段々侵食されて沈み去く

鮮明な現実の果ての中

消え去った灯火の痕には花束を

忘却れてしまえよ、今。

貴方へと、呪いを今。

夢から醒めて、少し泣いたらそれでお終い。

巡り廻る不条理な現状

「嘲笑えないね」

声も出せないような出来事ばかりだから

消えたいんだよ

奪ってよ、もう一度

深く絶海の底へと沈み消失える

黎明が告げる残酷な章

そうやって簡単に終わらせられるのなら

せめて徒花よ、咲けよ。

貴方へと咲かすよ、今。

咲いて散る花を哀れむのは

人の証だ。失わないでいてね

いつかは枯れる命だけど

ここに居たことを忘れないで

私にとって貴方は心臓で

人でいれる唯一の鼓動

ねぇ言って

絶対離れないとただ教えて

約束の芽をここに。

（暗闇へと）

段々侵食されて沈み去く

鮮明な現実の果ての中

消え去った灯火の痕には花束を

忘却れないでよ、今を。

貴方へと、祈りを今。

届けよ、今。