いかにもバンドマンって感じが鼻について
好きになれないなって 今じゃもう
なんとなく行った六月 雨の日のライブハウスは
少しかび臭くって ちょっと嫌でした
どうにも思い出せないな
君のあの歌はサビ前で止まっちゃう
ぐちゃぐちゃなメロディ繋ぐ恋の歌
私でもわかる下手っぴなギター
どうでもいいよ 聞いてないよ全部
だから早くギターを置いてよ
曖昧な言葉じゃなく愛してるってそのまま
歌になんか乗せなくたって全部 伝わるよ
君の歌はちょっと馬鹿な私にはわからないから
少し照れ臭くってもちゃんと伝えてよ
どうにも思い出せないな
君がうざいほど教えてくれた喩えの意味
めちゃくちゃな歌詞を叫ぶ恋の歌
私には見せないその横顔
もっと聞きたいよ 聞かせてよなんて
ついた嘘がため息に消えてく
大事なとこ聞いてなくてごめんね
変なとこばかり好きでごめんね
今ならもうわかるんだ
シワシワのシャツに汚れたスニーカー
閉め切っても少し肌寒い部屋
カッコ悪いよ だらしないよ全部
だけどなぜか思い出すんだ
ぐちゃぐちゃなメロディ めちゃくちゃな歌詞も
今じゃ全部 愛しいだけなんだよ
忘れられないよ 口ずさんでたいよ
だから早く帰っておいでよ
- 作詞
ゆむ
- 作曲
ゆむ
ゆむ の“ギターを置いてよ”を
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