丸い窓から小さく見えた
月明りは眠れない言い訳
夜な夜な一人 描いた夢は
目を閉じるより鮮明だ
いつか瞼の裏で見た遠い日の記憶
今も思い出す
あのロケットに夢を詰めて
月の裏まで泳いでたいな
右手かざせば隠れるほどの宇宙へ
行きたいな
落書きみたいな宇宙の中
僕はふわふわ漂っていた
画用紙いっぱいの星空に
パパのレコードほどの僕
いつかショーケースの中に憧れた宝物
握りしめて月を見る
105cmのこの体には
入りきらない大きな夢だ
1/6の魔法かければ
またあそこへ飛び込める
いつか本当に宙を飛び
月の裏に立ち
なんて考える
眠気まなこはうんと堪えて
もう少しだけ描いてたいな
頬に付けた青色に気付かないまま
眠るんだ
少し微笑む瞼の裏で
見ている夢は遠い未来だ
月明りはそろそろ雲が隠すから
もうおやすみ
- 作詞
ゆむ
- 作曲
ゆむ
ゆむ の“1/6の宇宙服”を
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