

誰も気付かないままに
歪んでいく夏のように
誰もいない夜の底へ
そっと沈んでいく
藍を翔ける光を見つめる
18°Cの鼓動がひとつ
遥かな孤独を謳う声に
冷たい光が灯る
静かに砕けていく
夜の波間にひとつ
虚な声が響く
これでようやく痛みも消え
色彩を忘れた夜へ
雨の匂いに紛れ
最後の歌を
哀を謳う声も涙もない
氷点下の孤独がひとつ
それでもどうしようもないほど
君と見た夏に目を閉じた
沈んでいく記憶の底にはあなたがいた
防波堤のその向こうへ歩き始めた
- 作詞者
noale
- 作曲者
noale

noale の“薤露青 (feat. 結月ゆかり)”を
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