Lyric

東京の空の下過ごした

ヒカリも影も風を纏って

この街を出る 灯りを燈して

長い間 仕事にしてきたけれど

もうすぐ終わる

家族のため 自分のため

何度も何度も悩んだ

東京の空の下出会って

ヒカリも影も抱きしめあった

何処へ行こうとも 僕らは負けない

涙流して喜びあった

君がくれた命があるんだ

あの街ではしゃぐ姿が浮ぶ

どんなでこぼこ道を

灯りが照らしても

進めば また 笑ってるだろう

雨に打たれ 風に押され

思い通りに行かないもんだな

そんな夜 ナイフのような言葉

ぶつけた仲間と深夜2時

昼間より早く進む時計

太陽が明日の準備をする

「伝えきれなかった」に後悔

そしてまた僕は都会を歩く

それでも離れずにいてくれた

この歳で出会えた喜び

本気を話せる 許し合える

あの日は ありがとう

東京の川もわるくないね

たくさんの思いが流れる

どんなときでも力をくれた

日陰探して座りこんで

くだらない話で笑って

たまにはこんな日もいいねと

ビルの隙間に暮れゆくあの景色も

忘れはしない　心の真ん中

いつかは僕らもシワが増えて

それぞれどんな町にいるかな

また会う時はあの木の下で

缶ビールで乾杯がいいな

すっからかんになったこの部屋

「今日が最後だね」と手を振った

カーテンも無い

ヒカリとホコリ と あぁ僕らの声