歌詞

舞台はスズメの大合唱をくぐり

静かに解散へと向かう朝

信じた道を歩んだ足元に

ようやく一つの答えが降りる

平和の小鳩が豆鉄砲を食らい

優しい眼差しがさらに緩む

果たして難解な女心は

そのとき何を感じたのだろう

何度　不機嫌な無言に出会い

冷たくかわされてきたことだろう

自分の手でノックすることで

突き刺さる矢の数もまた多い

廊下を照らした青春の日差しに

不意に溶け込んだこの俺を見て

決まり事のように「おはよう」と笑う

アイツの純真が俺には不思議だった

やたらと世話を焼く子供時分から

一向に距離を離そうともしない

胸さえ気にする年齢にありながら

何がアイツを動かしたのだろう

舞台はスズメの大合唱をくぐり

少年時代も終わりを告げる頃

何年も俺を見守った大バカに

初めて「オッス…」と返した朝がある

平和の小鳩が豆鉄砲を食らい

優しい眼差しがさらに緩む

果たして難解な女心は

そのとき何を感じたのだろう