※ 試聴は反映までに時間がかかる場合があります。
※ 著作権管理事業者等が管理する楽曲は試聴できません。
儚げな音のループやテープノイズが心地良く重なり、まるで乳白色の霧の中から音の世界が目の前に静かに立ち現れたかのように感じる、ノスタルジックさの漂う作品。
レア楽器アレイムビラによる水の滴るような透きとおった音色はもちろんのこと、エフェクターを通して歪ませたり、深くエコーをかけたりと、楽曲によって様々な表情を見せる。
そして、絶妙に不規則で今にも崩れ落ちそうなリズムメイキングも相まって、前衛絵画のような斬新さや色彩感、少しの寂しさと優しさを内包した音世界を作り出している。
また、クラシックの名曲、ショパンの「子守唄」をオマージュしてアンビエント・ドローン風にアレンジした楽曲なども聴き所のひとつ。
北 航平 - 1976年生まれ、京都市在住の音楽家、打楽器奏者、アレイムビラ奏者。幼少の頃より親しんだピアノ、常に一緒に過ごしてきた絵画の美的感性、プロの現場で培った打楽器の技術を駆使し、生楽器と電子音楽が融合した唯一無二の音風景を創造するアーティスト。CMやドキュメンタリー番組、前衛系舞台やアートイベントの音楽なども多数手掛け、第51回ギャラクシー賞CM部門選奨受賞。
neuf