秘密基地を探してた
曇る車の中で
道を示す月明かり
遠い夏の物語
ムダと気づいていながら
本気で恋した君の
白くて冷たい手に触れて
言葉を全てなくして
例えばこの道の終わりが
亜空間の入り口だったら
時間も体もいらなかったよ
一緒に浮いていれれば
僕が無邪気な子犬のように
悩まずにいられたらよかったのに
会えた時だけ素直に喜んで
会えない時は忘れて
君のいない助手席
夕日が赤く染めて
「おこられるのはこわいけど
くらくなるまでいっしょに
すなばにおしろをつくろうよ」
子供の君が夢で言う
人間はその時その時
別人て言う人もいるけど
僕はいつまでも幼稚で小さな
あの頃から変われない
もしも無邪気な子犬のように
悩まずにいられたらよかったのに
風のように駆け抜けた日々が
幻とわかってたはずなのに
心に二人で作った城
壊れないよう独り涙かけて
- 作詞
モミンソン
- 作曲
モミンソン
イイダコス の“砂場の城”を
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