歌詞

夜明け前の京

静寂を裂く足音

歴史が、今

裏切りを選ぶ

天正十年　六月二日

本能寺　炎が空を突き

天下布武　目前の夢

一夜で砕ける　覇者の軌跡

上洛の道　進軍のはず

丹波亀山　出たはずの軍

だが進路は　闇で反転

刃は主へと　向きを変えた

一万三千　夜を包囲

寝所に残る　わずかな守備

鉄砲の音　寺に火

逃げ場はなく　信長、死を選ぶ

武田滅ぼし　次は天下

誰も疑わぬ　絶対の牙

その背中を撃ったのは

最も近い　家臣の名だ

燃える　燃える　本能寺

夜が　夜が　裏切り

夢が落ちる　炎のBeat

Ash remains

信じた背に　刃が立つ

歴史が今　音を立てる

すべて変わる　この一撃

No way. No way

なぜ刃を向けた　光秀

苛烈な主か　積もった怨

真実は今も　霧の中

語られるたび　増える理由論

その一報で　崩れる政

織田の看板　地に落ちた

だが一人だけ　走り出す

中国路から　逆転の札

秀吉　大返し　疾風迅雷

山崎で決着　三日の天下

主を討った　その代償

野望は短く　露と消えた

家康もまた　道を変え

逃れ延びた先に　未来を描く

一夜の炎が照らし出す

豊臣　徳川　次の時代図

燃える　燃える　本能寺

夜が　夜が　裏切り

夢が落ちる　炎のBeat

Ash remains

信じた背に　刃が立つ

歴史が今　音を立てる

すべて変わる　この一撃

No way. No way

勝者は誰か

敗者は誰か

本能寺の火は

今も消えない

勝者は誰か

敗者は誰か

本能寺の火は

今も消えない

野望　忠義　裏切り

すべてが混ざり

歴史は

ビートの上で　繰り返す