

一つだけ 言葉を足したら崩れてしまうよ
舌の肥えた猿のように 目の血色は燻んでいく
胸苦しい夜だった 微熱が残って
地下で殖えた鼠たち まるで僕らを祀るように
3番線の列車は近づくよ黄色い線の後ろで立っている
灰色の羽を光らせる鳩は僕らを囲い銃口を向けた
泥まみれ死体を埋める
汗染みた僕に
そっと麦茶差し出した
慈しみを全部僕だけに向けた君は
せめて僕より穏やかな
地獄に行ければいいね
愛を模した唇に外灯を照らして
そっと毒性のクリームを塗って
静かに僕の顔に近づける
- 作詞者
田山ショーゴ
- 作曲者
田山ショーゴ

田山ショーゴ の“世の終りに至るまで”を
音楽配信サービスで聴く
ストリーミング / ダウンロード
- 1
アンブレラ
田山ショーゴ
- 2
百合の花のこと
田山ショーゴ
- 3
morning after
田山ショーゴ
- 4
わかってあげるさ
田山ショーゴ
- ⚫︎
世の終りに至るまで
田山ショーゴ
アーティスト情報
田山ショーゴ
田山ショーゴ 茨城県水戸市出身/2002年生まれ 都内を中心に、弾き語りライブや自主音源制作などパーソナルな活動を展開。 『柔らかな声と、不意に滲む狂気。優しさの奥に、ふとした不安を孕むような音楽。』 オルタナティブロックやポップスに影響を受けつつ、都市の隙間を漂うような気まぐれなメロディを紡ぎながら、2020年代の音楽表現を探る。 2025年2月 1st Album "宇宙旅行"をリリース。
田山ショーゴの他のリリース