

消した写真の跡だけが
妙に綺麗に残っている
使わなくなった言葉たちが
部屋の隅で眠れずにいる
あなたの影を探してる
そんなつもりじゃないのに
視線の先で
勝手に記憶が立ち上がる
終わった
終わったでしょう
拍手もないまま
幕は降りたのに
忘れられない
それが気持ち悪い
あなたじゃなく
私が
私が
私を離してくれない
終わった話を繰り返して
壊れたレコードみたいに
鳴ってる
鳴ってる
鳴ってる
妄執リフレイン
会いたい訳じゃない
戻りたい訳でもない
むしろ全部
忘れてしまいたい
なのに心は
傷跡を指でなぞるように
同じ場所だけ
磨き続けている
[Pre-Chorus]
嫌いになれたなら
楽だったかな
憎めたなら
終われたかな
どちらにもなれず
腐り続ける
思い出じゃない
もう習慣だ
あなたを考えることが
呼吸みたいになっている
気持ち悪い
本当に
気持ち悪い
あなたじゃなくて
まだあなたを飼っている私が
消えて
消えて
消えてくれ
いや
消えないで
その矛盾だけが
生き残る
忘れられない
それが気持ち悪い
愛じゃない
未練でもない
名前の付かない残骸
終焉のあとに
残響のあとに
残されたものは
あなたじゃなかった
剥がれない私だった
鳴ってる
まだ鳴ってる
妄執リフレイン
もう居ない
知っている
それでも今日も
あなたのいないあなたを
思い出している
- 作詞者
Cadena†
- 作曲者
Cadena†
- 共同プロデューサー
Cadena†
- マスタリングエンジニア
Cadena†
- その他の楽器
Cadena†

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ストリーミング / ダウンロード
- 1
ヒビ
Cadena†
- 2
透明群衆
Cadena†
- 3
偽景ジオラマ
Cadena†
- 4
削心
Cadena†
- ⚫︎
妄執リフレイン
Cadena†
- 6
もういい
Cadena†
【削心】
Cadena† 3rd EP
壊れたのではない。
少しずつ、削られていった。
群衆の中で孤立し、
偽りの景色に飲み込まれ、
やがて感情の輪郭すら失っていく。
「ヒビ」から始まり、
「透明群衆」「偽景ジオラマ」を経て、
「削心」「妄執リフレイン」へと沈み込む物語。
誰かを憎んだわけでも、
世界を拒絶したわけでもない。
ただ静かに、
心だけが削られていった。
Cadena† 第二章 3rd EP
『削心』



